「ひょうごフィールドパビリオン」プログラムに新たに17件認定

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兵庫県の斎藤知事は5月26日、大阪・関西万博の体験型観光プログラムに認定された、上郡町の鎧かぶと工房を視察し、現地の人たちと意見交換しました。

甲冑を身にまとった多くの人に出迎えられた斎藤知事。上郡町の「赤松手づくり鎧かぶと工房」を訪れ、梅田修作町長らとともに製作工程を見学しました。

兵庫県は2025年の大阪・関西万博で県内に観光客を呼び込もうと、自然や文化、地場産業などその土地ならではの体験ができるプログラム「ひょうごフィールドパビリオン」を展開します。

この工房では、伝統文化である甲冑を段ボールや着物の切れ端などを再利用して作り、着付け体験ができるプログラムを予定していて、斎藤知事も実際に着付けを体験しました。

Q:甲冑を着てみてどうですか?
斎藤知事「武者震いしますね。大谷翔平選手もホームランきのうも打ちましたけれど、かぶとが注目されているので、いい流れの中で赤松の鎧かぶとも発信できるのでは」

斎藤知事は、外国の人に満足してもらえるプログラムの数を増やしていきたいとしています。

大阪・関西万博に合わせて兵庫県が展開する体験型の観光事業「ひょうごフィールドパビリオン」の企画委員会は、持続可能な開発目標SDGsなどを踏まえてプログラムを審査し、2023年2月、第1弾として113件を認定しました。

今回、第2弾として新たに認定されたのは、姫路の耕作放棄地で育てた大麦などを原料とするクラフトビールを味わうものや、代々姫路藩主に仕えてきた能楽師が自宅の能舞台で指導する能体験など、個性あふれる17件です。

企画委員会の石川路子委員長「自分たちの文化を継承したいとか、地域を活性化させたい、地域貢献したいというような熱い思いをもったプログラムがたくさん出てきた」 県は今後認定プログラムに対し、集客や情報発信などに関する研修などを行いサポートする他、プログラムの募集も継続して行っていくということです。

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