【WEリーグ】INAC神戸、“宿敵”日テレとホーム最終戦 自力優勝は消える

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INAC神戸(左から)DF3土光真代、FW11髙瀬愛実/5月24日

WEリーグ順位表

■浦和Vまであと1勝

女子プロサッカー「WEリーグ」が2年目シーズンの大詰めを迎えている。

首位・三菱重工浦和レッズレディースは前週も勝ち、2位・INAC神戸レオネッサとの勝点差「7」をキープした。

浦和が次戦5月27日のAC長野戦に勝てば勝点「49」。INAC神戸が残り試合に全勝しても勝点「48」にとどまるため、浦和の初優勝が決まる。

INAC神戸は次戦28日のホーム最終戦で日テレ・東京ヴェルディベレーザと戦う(ノエビアスタジアム神戸)。

1月の皇后杯決勝では0-4で大敗。3月のリーグ戦は1-1で引き分けて、今シーズンまだ勝てていない。
連覇の可能性を残すためにも日テレ戦は負けられない。

パク・カンジョ監督/5月24日

■自信を持って

24日の練習後、INAC神戸のメンバーが取材に応じた。

“古巣”と戦うDF土光真代は、「皇后杯では攻守とも何もできなかった。今回も厳しい試合になると思うが、全員がベストパフォーマンスを出して、いい結果につながればいい」。

FW髙瀬愛実は「相手にビビッてあわててボールを蹴ったりせず、冷静にパスをつなぎ、自信を持ってやれば崩せる」と語った。

就任1年目のパク・カンジョ監督(元ヴィッセル神戸MF)は、「日テレの攻撃力は女子サッカーを牽引してきたチームだけある。怖さはあるが、自分たちもいい守備ができている。2位以上を確保するために、勝てるようしっかり準備していきたい」と意気込みを見せた。

日テレ戦は28日午後1時キックオフ。試合後にDF三宅史織キャプテンの挨拶や、GK武仲麗依の現役引退セレモニーなどが行われる。
(浮田信明)

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