そろばん玉で作られた国宝・法隆寺五重塔の模型がそろばんのまち・小野市に寄贈され、一般公開されています。 小野市伝統産業会館内にあるそろばん博物館でひときわ目をひく展示物がこちらの国宝・法隆寺五重塔の模型。
播州そろばんの職人がそろばん玉1万個以上を使って作ったもので、高さ約1.5メートル。 幅と奥行が70センチです。 もともと兵庫県珠算連盟会長だった藤本和彦さんが所有していましたが、2015年に亡くなり、多くの人に見てほしいという遺族の意向で、ことし3月、そろばん生産量日本一を誇る小野市に寄贈され、博物館で展示されることになりました。
小野市では、この五重塔の模型を通じて地場産業であるそろばんのPRに努めたいとしてます。