JRグループと兵庫県は会見を開き、7月から始まる兵庫デスティネーションキャンペーンの概要を発表しました。
「兵庫デスティネーションキャンペーン」はことし7月から9月に全国のJR6社と兵庫県などが行う大型の観光宣伝事業で、75のプログラムが企画されています。 キャンペーンでは、期間中、ことし世界遺産登録30周年を迎える姫路城の非公開エリアが特別公開されるほか、神戸ジャズ100周年に合わせて神戸市内でさまざまなジャズイベントが開催されます。
また、観光列車では、JR西日本の長距離列車WESTEXPRESS(ウエストエクスプレス)銀河が特別ルートとして姫路・城崎温泉・大阪間を7月1日から2日間運行。 この他にも、豊岡演劇祭と芸術文化観光専門職大学がコラボで企画した「演劇列車」が期間限定で運行されます。
さらに、兵庫県内のJR線の特急や普通列車が3日間乗り放題のパスも来月1日から発売されます。 14年ぶり2回目となる兵庫デスティネーションキャンペーンでは、7月1日からの3カ月間で県内の宿泊客436万人を目指しています。