防災教育に力を入れている栃木県の中学生が23日、神戸市を訪れ、阪神淡路大震災の教訓を学ぶ「特別授業」を受けました。
神戸市中央区の東遊園地を訪れたのは、栃木県の作新学院中等部の3年生141人です。 作新学院中等部は東日本大震災をきっかけに防災教育に力を入れていて、3年生の修学旅行では毎年、神戸を訪れています。
震災経験のない子どもたちに命の尊さを学んでもらおうと「特別授業」が行われ、生徒たちは、はじめに阪神淡路大震災の犠牲者の名前が刻まれた「慰霊と復興のモニュメント」を見学しました。 続いて、NPO法人「阪神淡路大震災1.17希望の灯り」の元代表理事・堀内正美さんから防災の大切さなどについて話を聞きました。 生徒たちはこのあと、「希望の灯り」の前で献花し、震災犠牲者に黙とうを捧げていました。