■負けられないアウェイ埼玉戦
女子プロサッカー「WEリーグ」2位のINAC神戸レオネッサは、次節5月21日、アウェイで
ちふれASエルフェン埼玉と戦う。
次節の試合で、INAC神戸が敗れ、首位の三菱重工浦和レッズレディースが勝ち、3位の日テレ・東京ヴェルディベレーザが引き分け以下なら、浦和の優勝が決まる。
INAC神戸は5月3日、最下位の新潟に今シーズン初黒星を喫し(0-1)、さらに14日、ホームでの首位攻防戦も浦和に1-2で敗れ、勝点で「7」差をつけられた。
INAC神戸はWEリーグ初年の昨シーズン、16勝2分2敗、勝点「50」で優勝し、“初代女王”に輝いた。
■兵庫出身、GK武仲が引退
INAC神戸はGK武仲麗依(たけなか・れい 31歳 背番号1)が今シーズン限りで現役引退すると発表した。
武仲は兵庫県出身。日ノ本学園高(姫路市)を経て、2011年から11シーズン、INAC神戸に在籍した。
2016年からレギュラーGKとなったが、日本代表GK・山下杏也加が入団してからは出場機会が減っていた。
武仲は「ここ3、4年は試合に出られない時間がほとんどで、それでもチームのために出来ることをしようと、私の中ではやってきたつもりでした。でもやっぱりプロとしてサッカーをやっている限り、試合に出てなんぼの世界。引け目を感じました。まだこれからのことは何も決まっていません。まずはゆっくり休んでから考えようと思っています」とコメントした。
INAC神戸はホーム最終戦の28日、ノエビアスタジアム神戸で引退セレモニーを行う。
(浮田信明)