◾️阪神4-1中日/5月18日
阪神はミエセスと近本のタイムリーで2回までに4-0。
先発の伊藤将司は6回1失点で2勝目を挙げ、チームは7連勝。
サンテレビ ボックス席の解説は、山﨑武司氏(中日-オリックス-楽天-中日)と、初登場の井上一樹氏(中日…阪神コーチ)。
◾️ダブルプレーを消す
(阪神は初回、近本と中野が塁に出て無死1、2塁とし、ノイジーへの6球目に2人がスタート。ノイジーは6球目を打ってサードゴロだったが、近本は3塁セーフ。一死2、3塁に)
湯浅アナ「近本と中野がスタートを切ってなかったら、どうなってましたか?」
井上氏「(3塁手が)3塁を踏んで、1塁投げてダブルプレーです」
(さらに二死満塁で打席に6番ミエセス。フルカウントからレフト線に打球を飛ばした)
湯浅アナ「フェア!……1人、2人、3人目も帰って来る!」
井上氏「(中日先発の柳はカウント2-2から)決まったと思った球をボールと判定された。それで押し出しを避けようと、ちょっと甘くなった」
山﨑氏「ミエセスはもう少し体のキレが出てくると、良くなる。日本の野球に早く慣れれば、活躍してくれると思う」
◾️美技が続く
(2回、セカンド中野がワンバウンドの打球を横っ飛びでキャッチ。すぐに1塁に投げてアウトにした)
山﨑氏「おお、すごい!素晴らしいプレーですよ」
(3回には二死1、3塁のピンチで、ライトのミエセスがライナー性の当たりをダイビングキャッチ)
井上氏「イチかバチかのプレーに見えますが、ミエセスはいい所に守っていました」
◾️大ミスですよ
(4-1の8回ウラ、中日は石川、細川の連打でニ死1、2塁とし、続く村松がレフト線にヒット。石川は本塁へ、細川は3塁へ走る間に、レフト・ノイジーが3塁へ好返球)
湯浅アナ「細川3塁へ…タッチは…アウト!」
(石川は速度を緩めてホームインしており、その前に細川がアウトになったため、得点は入らず)
井上氏「(石川は)大丈夫と思って(本塁寸前でスピードを)抜いちゃってるんですよ」
山﨑氏「細川も絶対アウトになってはいけない。ドラゴンズは大ミスですよ」
◾️元コーチが語る虎戦士
(井上氏は昨年まで阪神の打撃コーチとヘッドコーチを務めた。
中継では、選手の意外な一面を語った)
「大山は、初めて会った時、迷いが一杯あると話してたが、その後、成長した。上から目線かもしれないが、すごく大人になった」
「木浪は”野球小僧”。キャンプでは朝の5時ぐらいから練習している。野球 大好きなんです」
「近本は調子が悪いと、気配を消すのが上手い。近本、いたっけ、ぐらいの。調子の悪さを目立たなくするのが上手い」
「佐藤輝は動じない。打てなくても、エラーしても、次の日はけろっとしてる。ある意味、プロ向きだと思う」
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次回のサンテレビ ボックス席は、 6月1日のセパ交流戦・西武×阪神戦をベルーナドームから生中継する。
(浮田信明)