関西初 神戸で空港・航空業界の国際会議開催 32カ国から参加

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世界の空港と航空関係者が業界の動向や課題を議論する国際会議が、兵庫県神戸市内で開催されています。

神戸ポートピアホテルで5月16日から始まった「ACIアジア太平洋地域総会」にはアジアと中東32カ国の空港関係者らおよそ400人が参加し、アフターコロナの路線の回復や業界の今後の展望などついて意見を交わします。

総会は2006年から毎年各地で開かれていて、国内での開催は2018年の千葉県以来2回目、関西では初となります。

17日はホストを務める関西エアポートの山谷佳之社長が「コロナ禍で得た知見を共有し持続可能な空港づくりを目指したい」とあいさつしました。

山谷社長
「アジア・太平洋地域の航空需要は回復に向かっているものの、他地域と比べるとまだ弱く、道半ばであると感じている。お集まりの皆さまと力強いリーダーシップで、世界の空港・航空業界の復興、交流をけん引していきたい」

また、兵庫県の斎藤知事は、大阪・関西万博や神戸空港の国際化による空港利用のさらなる活性化を期待した上で「兵庫県の食や文化を楽しんでいただきたい」と歓迎の言葉を述べました。

斎藤知事
「神戸にアジア各国から直行便が来る時代になるので、さらに神戸・兵庫が盛り上がることを期待している。兵庫県に何度も足を運んでいただきたい」

会場では最先端技術などが集まる展示会も開かれていて、中にはお茶や和菓子、地酒などを堪能できるおもてなしブースも設けられています。

総会は5月18日まで神戸ポートピアホテルで開催されます。

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