兵庫県神戸市の小学校で起きたいじめをめぐり、市の教育委員会が調査内容を隠ぺいしていたと認定されたことを受け、教育長が「再発防止に努める」と述べ謝罪ました。
18年前、神戸の市立小学校で当時5年生だった児童が複数の同級生から暴行を受けたほか、現金あわせて50万円を脅し取られるいじめがありました。
これについて、外部の有識者で作る第三者委員会は、市の教育委員会が調査資料を隠ぺいしていたなどと指摘する報告書を取りまとめました。
5月16日の教育委員会会議で長田淳教育長は、これまでの市教委の対応について謝罪しましたが、隠ぺいに対する指摘については、詳しく言及することはありませんでした。
市教委は、隠ぺいについて「認識が異なる」と主張していて、今後の対応を非公開で協議しました。