■B2プレーオフ<準決勝>
ゲーム1 西宮74-89佐賀
ゲーム2 西宮69-76佐賀
(西宮は準決勝敗退)
B2西宮ストークスは5月13、14の両日、プレーオフ準決勝に臨み、佐賀バルーナーズとアウェイで対戦した。
2勝した方がB1に昇格する大一番だったが、ストークスは佐賀に2連敗。
6シーズンぶりのB1復帰を逃した。
来季B1には佐賀と、A千葉を破った長崎が昇格する。
またB1から滋賀と新潟がB2に降格する。
■攻めあぐんだストークス
佐賀はリーグ最少失点のディフェンスが自慢。
ストークスの森山知広ヘッドコーチ(HC)は試合前、「ミスをせずにシュートまで持っていけるかがカギ」としていた。
しかし13日のゲーム1では、佐賀に15回もボールを奪われ(スティール)、シュートを打てないままミスなどで相手に攻撃権が渡るターンオーバーも「25」にのぼった。
翌14日のゲーム2は、「昨日の修正もでき、ディフェンスもタイトにして3Qまでは自分たちのゲームだった」(森山HC)というストークスは、3Qに54-44と、佐賀に一時10点差をつけた。
しかし4Qに逆転され、綱井の3ポイントシュートなどで追いすがったが、佐賀に押し切られた。
森山HCは試合後、「非常に悔しいですし、このチームを昇格させられなかった責任を感じております」と語った。
■最後まで全力で
ストークスは、5月20日からA千葉との3位決定戦に臨む(千葉ポートアリーナ)。
ストークスの公式ホームページに、「最も昇格に近かったチームであるということを証明できるよう、最後まで全力で挑んでまいります」とクラブコメントが掲載された。
ことし秋から始まる来シーズンは、神戸・ポートアイランドの「ワールド記念ホール」にホームアリーナを移し、再びB1をめざす。
(浮田信明)