兵庫県 伊丹市の天神川に監視カメラ設置 堤防決壊で住宅に被害

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伊丹市の天神川の堤防が決壊した大雨被害を受けて兵庫県は12日、河川の水量などを監視するカメラを現場の上流側と下流側に設置しました。

5月7日から8日にかけて降り続いた大雨の影響で、伊丹市を流れる天神川の堤防がおよそ30メートルにわたって決壊し、周辺では住宅15棟で浸水被害が確認されました。

天神川では当時、川底を強化する工事が行われていたため川幅が半分ほどに狭くなっていて、そこに県の想定を上回る雨が降り、決壊したとみられています。

被災者の要望を受けて兵庫県は12日、堤防の決壊現場近くに河川の水量などを監視するカメラを設置しました。カメラは上流側と下流側の2か所に設けられ、地域住民の避難体制の強化などのために使用されるということです。

上流カメラの映像は12日から県の専用ホームページで一般公開され、下流カメラの映像についても近く公開されるということです。

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