同居する父親の首を電源コードで絞めて殺害したとして、兵庫県稲美町の63歳の息子が逮捕されました。
殺人の疑いで逮捕されたのは兵庫県稲美町の無職の男(63)です。
警察によりますと男は5月9日、稲美町の自宅で同居する実の父親(88)の首を電源コードで絞めて殺害した疑いが持たれています。
男は9日、午後11時50分ごろ「父親を殺してしまった」と自ら110番通報していて、警察の調べに対し、「父が認知症でうるさくて、腹が立って首を絞めた」と容疑を認めているということです。
男は両親と3人暮らしで、当時、母親は就寝中だったということです。
警察は遺体の司法解剖を行うとともに、詳しいいきさつを調べています。