◾️阪神0-1ヤクルト/5月9日
阪神先発の村上はサンタナに一発を浴び、今季初の失点。打線は好機にあと一本が出なかった。
サンテレビ ボックス席は濱中治、狩野恵輔の両氏が解説を務めた。
◾️60年ぶりの記録
(村上は2回、ヒット2本で無死1、2塁のピンチを招いた)
濱中氏「村上は、いつものコントロールの良さではない。初回も高めに浮く球があった」
(しかし村上は、後続を三振と連続キャッチャーフライに打ち取った)
濱中氏「よく粘った。最後の決め球はいい所に行きますよね」
(村上は無失点のまま6回のマウンドへ)
濱中氏「ストレートが走っている。球のキレで抑えている」
狩野氏「荒れてて、いいみたいな…。ヤクルト打線が絞りにくくなっている」
(村上は、6回二死から4番村上宗隆を見逃し三振に取り、開幕からの連続イニング無失点セ・リーグ記録「31」に60年ぶりに並んだ)
狩野氏「ここは(球が)浮いたらダメ。一番、遠い所に投げましたね」
(しかし新記録がかかった7回、先頭のサンタナが村上の86球目を振り抜いた)
濱野アナ「左中間に上がっている。どうだ、どうだ……フェンスを越える!」
濱中氏「ストレートが ど真ん中に来てしまった」
狩野氏「(6回ウラの阪神の攻撃が長くて)村上は待つ時間が思ったより長かった。間延びして、リズムが変わってしまったのか」
濱中氏「村上を負け投手にさせたらアカンですよね、タイガース打線は」
(しかし阪神は無得点に終わり、村上に負けが付いた)
◾️応援したくなるミエセス
(広島戦で好守を見せたライト・ミエセスが5回、帽子を飛ばしてファウルボールを追った)
濱中氏「全力疾走で追う所がいいですね。応援したくなる選手ですよね」
(続いて打球がライト前へ。ミエセスがまた走った)
濱野アナ「そのミエセス!おお、スライディングキャッチ!」
濱中氏「そうとう疲れている感じですね(笑)」
(中継カメラはお尻の部分が緑に染まったミエセスのユニホームを映した)
◾️放送席が困った…
(8回、阪神2番手の岩貞が初球を投げようとして、バランスを崩した)
濱野アナ「おっと危ない!」
濱中氏「しゃべってる途中で、ああ なられると困りますよね。こっちも何を言ってたか、忘れてしまいます(笑)」
(その直後、今度は…)
狩野氏「ビジョンがおかしいですね」
濱野アナ「スコアボードが消えてしまいました甲子園球場です」
狩野氏「すっごい不便ですね。ボールカウント(の表示)だけですから」
濱野アナ「きょうは点があまり入っていないので、スコアボードを見て確認する作業が必要なくて、よかったですね」
狩野氏「確かにそうですね(笑)」
(その後、スコアボードは回復した)
・・・・・・・
次回のサンテレビ ボックス席は5月11日の阪神×ヤクルト戦を甲子園球場から生中継する。
(浮田信明)