■B2プレーオフ<1回戦>
・ゲーム1 西宮71-64越谷/5月5日
・ゲーム2 西宮73-92越谷/5月6日
・ゲーム3 西宮84-74越谷/5月7日
(西宮は準決勝へ)
■ハードな3連戦、制す
B2上位8チームによるプレーオフ<1回戦>が行われ、
東地区3位・西宮ストークスは同2位・越谷に2勝1敗し、<準決勝>に進んだ。
アウェイでの越谷戦に臨んだストークスは、
5月5日のゲーム1、谷の3ポイントシュートなどで逆転勝ちし、先手を取った。
しかし6日のゲーム2は敗れ、7日、準決勝進出を懸けたゲーム3が行われた。
前半は、ゴール下からシュートを打つ越谷に対し、ストークスは外から3ポイントシュートを7本決めて対抗し、40-41で折り返した。
後半3Q開始直後、ストークスは連続失点し、一時12点差を付けられた。
しかし綱井と渡邊がそれぞれ2本の3ポイントシュートを決めて追いかけ、
4Q、ハミルトンのこの試合5本目の3ポイントシュートで70-67とリードを奪った。
さらにストークスはキャプテン道原のドライブシュートなどで差を広げ、試合終了直前、ファウルゲーム(わざとファウルをして時計を止め、相手フリースロー後に攻撃する作戦)で逆転をねらった越谷を突き放した。
試合後、ストークスの森山ヘッドコーチは、「(3日連続の試合で)体力的にしんどい中で、選手たちは足を動かして、我慢して我慢して我慢して、勝ち切ってくれた。プレーオフに入ってからすごくチームが成長している」とインタビューに答えた。
■B1復帰まで「あと2勝」
B2プレーオフは今週末に準決勝が行われ、2勝して決勝に進んだ2チームが来シーズンB1に昇格する。
ストークスの相手は西地区1位の佐賀。今シーズンの対戦成績は2勝2敗の五分だった。
“最後の関門”アウェイ佐賀戦(5/13、14、15)で2勝すると、ストークスは2017年以来、6シーズンぶりのB1復帰が決まる。
来シーズンは神戸に本拠地が移る。
「西宮ストークス」として最後のシーズンに悲願達成なるか。
(浮田信明)