福祉の現場にも「カワイイ」を! 誰もがおしゃれを楽しめるグッズを紹介

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  • 気分に合わせて付け替えができる補聴器のカバー

全ての人におしゃれを楽しんでもらおうと、障害者や要介護者でも使えるグッズを集めたイベントが兵庫県芦屋市で開かれました。

宝石のように輝くラインストーンや、彩色が施されたこれらのアイテムは、どれも全て「補聴器のカバー」です。

芦屋市で開かれたイベント「ユニバーサルカワイイ」は障害や介護に対するネガティブなイメージを払拭したいという思いから企画されました。

会場に並んだおよそ30のブースでは、障害や年齢の垣根を越えて利用できる雑貨やアパレルなどが紹介されました。

マスクの紐に装着することで、メガネや補聴器を付けたままでもワンタッチで着脱ができるイヤリングは、誰もが可愛くおしゃれを楽しめるように製作されました。

(カワイク介護 楠本 彩代表理事)
「介護や障害ってストレートにいくと話しにくい、聞きづらいというイメージがある。おしゃれやかわいいものからだと結構すんなり入ったり、相互理解ができるので開催しました」
「『(昔は)おしゃれだったのに!』という話は結構多いので、『みんな死ぬまでかわいくかっこよくいたいでしょ』というのをシンプルにしたのがこういう形になった」

会場では、トークショーも行われ、訪れた人は障害や介護に対する理解を深めていました。

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