8日から、新型コロナウイルスの感染症法上の位置付けが「5類」に引き下げられます。街の人の受け止めを聞きました。
政府が新型コロナの位置付けを感染症法上で「2類相当」と定めてから3年と2カ月が経ちました。
8日からは、季節性のインフルエンザと同じ「5類」に引き下げとなります。
(街の人はー)
「5類になってもどうですかね、減ったらいいけど全然減るような要素もない」
「またコロナが増えるんじゃないかなという心配はありますね」
「前のまま生活する人と、マスクを外してようやく解放されたという人と半々じゃないかな、会社もそうだと思う」
引き下げに伴い、これまで公費で賄ってきた外来受診料や入院費用は原則保険適用の自己負担となります。
また、新規感染者数の「全数把握」は廃止され、8日以降、県内ではおよそ200の医療機関から集めたデータを元に、週に1度流行状況を公表する「定点把握」に切り替わります。
無料検査や抗原キットの配送、宿泊療養も廃止となり、県は今後幅広い医療機関で診療の対応ができるよう体制を整える方針です。