朝日新聞阪神支局襲撃から36年 記者をしのぶ「暴力は絶対に許してはならない」

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兵庫県西宮市の朝日新聞阪神支局で、記者2人が散弾銃で殺傷された事件から5月3日で丸36年を迎えました。現場には亡くなった記者をしのぶ人たちが訪れました。

西宮市にある朝日新聞阪神支局の1階には祭壇が設けられ、事件で亡くなった小尻知博記者をしのぶ人たちが献花に訪れました。

この事件は1987年5月3日、朝日新聞阪神支局に目出し帽を被った男が押し入り、散弾銃を発砲。当時29歳の小尻知博記者が死亡し、同僚の記者も重傷を負ったもので、未解決のまま2002年に時効が成立しています。

訪れた人は-「暴力で抑え込むことは絶対に許してはならない」

支局には襲撃で使用された銃弾や、小尻記者が着ていた衣類などを展示する資料室が開設されていて、事件の恐ろしさを伝えています。

事件発生と同時刻の午後8時15分には朝日新聞の関係者が黙とうを捧げます。

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