5月11日から始まる春の全国交通安全運動を前に兵庫県明石市では、アサガオの種を配り交通安全を呼び掛けるキャンペーンが行われました。
明石運転免許更新センターでは、兵庫県警の警察官4人がアサガオの種を配り、訪れた人に交通安全を呼び掛けました。
「けんちゃんの朝顔」と名付けられたこのアサガオの種は、交通事故で小学1年生の息子 高田謙真くん(当時7)を亡くした母親の香さんから贈られたものです。
アサガオの種には、ドライバーの一人一人が責任を持つことで、交通事故が少しでも減ってほしいという願いが込められています。
(兵庫県警運転免許課 毛利明子巡査部長)
「被害者遺族の方の意思を種と一緒に持ち帰っていただいて、交通安全を考えるきっかけになってくれたらと」
兵庫県警では、アサガオの種を通して、家庭でも交通安全について考えてほしいとしています。