B2プレーオフ組み合わせ
■2チーム破ればB1復帰
B2西宮ストークスが5月5日からB1復帰を懸けてプレーオフに臨む。
プレーオフはB2上位8チームがトーナメントで戦い、決勝まで進出した2チームがB1に昇格する。
各カードは3試合行われ、先に2勝したチームが勝ち進む。
東地区3位のストークスは、“1回戦”で越谷(東地区2位)を破り、“2回戦”で佐賀(西地区1位)・福島(東地区4位)の勝者を破れば、2017年以来6シーズンぶりにB1に復帰する。
対戦場所は上位チームのホームで行われ、ストークスは“1回戦”(5/5、5/6、5/7)を敵地の越谷市立総合体育館(埼玉県)で戦う。
■力の差はない
今季、ストークスは越谷に2勝4敗と負け越した。
シーズン45勝15敗の越谷に対し、ストークスは29勝31敗で、16ゲームの大差を付けられたが、
森山知広ヘッドコーチ(HC)は、「力の差はない」と語る。
ストークスは、3ポイントシュート成功数がゲーム平均2.8本とリーグ1位のジョーダン・ハミルトン(201cm)、ブロック(ゴール下で相手シュートを弾く)がリーグ1位のトレイ・ポーター(210cm)、東京五輪出場のジガ・ディメッツ(211㎝)の外国籍3選手が強力。
プレーオフを前に森山HCに聞いた。
Q.越谷には負け越した
森山HC「スタッツ(試合成績のデーター)を見ると越谷と変わらない。両者ともよく似たタイプのチームで力の差はない。がっぷり四つに組んだ試合になると思う」
Q.プレーオフは短期決戦
「ゲームワン(第1戦)の重要性がより高い。まずゲームワンを取りたい」
Q.途中加入のハミルトンが活躍
「選手らがハミルトンをサポートして良さを引き出してくれた。本人も熱心に練習する」
Q.決戦で大事なことは
「シーズンの成績は関係ない。勝った方が強い。何があっても心を折らずに、勝ちを信じてプレーできるかだ」
■6日にホームでPV
ストークスはBリーグ初年の2016シーズンでB2優勝。プレーオフも勝ち抜いてB1に昇格したが、1シーズンでB2に降格した。
一昨年のプレーオフは仙台に2連敗、昨年は熊本に2連敗し、いずれも初戦敗退した。
西宮から神戸に本拠地を移す来シーズンはB1で迎えたい!
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ストークスは5月6日午後2時からホーム西宮市立中央体育館で、越谷との第2戦のパブリックビューイングを行う。
入場無料だが、事前に申し込みが必要。
西宮ストークス公式ホームページの専用フォームから申し込む。
(浮田信明)