豊岡市但東町の特産品「たじまピーマン」の選別や箱詰めなどを行う選果施設が完成し、記念の式典が開かれました。
新たに完成したのは「たじまピーマン」の仕分けや箱詰めを行う選果施設です。28日は、関係者らが出席して記念の式典が開かれ、テープカットして完成を祝いました。
肉厚で柔らかく苦みが少ない「たじまピーマン」は但馬地域の特産品で、昨年度は10万5000本が栽培され、京阪神を中心におよそ600トン出荷されました。
JAたじまでは、これまで1日最大7・5トンの処理が可能な養父市の選果施設を利用していましたが、新設された選果施設の一日の最大処理量は10トンで、夏場の最盛期にも余裕を持って作業ができるほか生産や流通の規模拡大に期待が寄せられています。
選果施設は5月末から稼働する予定です。