姫路文学館では、美人画で知られる画家、竹久夢二の多様な作品を紹介する特別展が開かれています。 画家で詩人の竹久夢二は、大正から昭和初期に愁いを含んだ「夢二式美人」の絵で一世を風靡しました。
姫路文学館の「大正ロマンの寵児 竹久夢二展夢二の世界にひたる春」と題した特別展は、美人画に加え、人気作家の本や雑誌の表紙、挿絵用の作品、貴重な肉筆原画など合わせておよそ350点を紹介。
夢二自らが作詞した人気曲「宵待草」の楽譜の表紙絵、たつの市の港町・室津を背景に女性を描いた木版画などから、夢二の幅広い創作活動や播磨との関わりについて知ることができます。
竹久夢二の特別展は、姫路文学館で5月28日まで開かれています。