暴力団関係者の入場を禁止している甲子園球場に立ち入り、プロ野球の試合を観戦した疑いで、暴力団組員の男2人が逮捕されました。
建造物侵入の疑いで逮捕されたのは、いずれも大阪市に住む無職で暴力団組員の78歳の男と、52歳の男の2人です。
警察によりますと2人は、4月8日、暴力団関係者の入場を禁止している西宮市の甲子園球場に立ち入り、阪神タイガース対ヤクルトスワローズの試合を観戦した疑いが持たれています。
違法駐車を取り締まっていた警察官が運転手に話を聞いたところ、「暴力団組員を乗せてきた」と話したため、事件が発覚しました。
調べに対し2人は、当初「なぜ暴力団組員が入ってはいけないのか」などと話していたということですが、後に容疑を認めたということです。