加東市立中学校に通う女子生徒へのいじめ問題をめぐり、市の調査委員会の調査が不十分として、両親が24日、加東市に再調査を求める要望書を提出しました。
要望書を提出したのは加東市立中学校に通う女子生徒の両親です。 代理人弁護士によりますと、現在中学3年の女子生徒は2021年6月ごろから仲間外れや暴言といったいじめを受け、不登校となりました。
市の教育委員会は去年3月、「いじめ防止対策推進法」の定める重大事態と認定し、第三者委員会を設置しましたが、委員の名前も明かされず女子生徒や保護者に対する聞き取りも行われていないとして、両親は市長部局による再調査を求めています。
要望を受け、加東市は「内容を精査した上で改めてコメントしたい」としています。