乗客106人と運転士が亡くなったJR福知山線脱線事故から4月25日で18年となるのを前に、犠牲者を追悼するチャリティーコンサートが22日、兵庫県伊丹市内で開かれました。
チャリティーコンサートは、事故による犠牲者を追悼するとともに、教訓を語り継いでいこうと、毎年 市民団体が開いています。
コンサートには、事故当時1両目に乗車し重傷を負った山下亮輔さんも参加。
事故の経験をもとに作詞した「君と歩く道」を披露しました。
(事故当時1両目に乗車した山下亮輔さん)
「18歳で事故に遭って もう18年経つんだなと、事故の日がターニングポイントとして持っている」
「事故前の日と同じ時間を生きてきたんだなと思って、きょうをきっかけに変われるよう意識したい」
コンサートの収益は、事故の被害者を支援している団体に寄付されるということです。