幻の総合商社 鈴木商店を描いた舞台が神戸で開催

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神戸で創業し、明治から大正時代にかけて財閥を圧倒するまでに成長した総合商社、鈴木商店を題材にした舞台が4月20日から4日間、神戸市内で行われています。

鈴木商店発祥の地、神戸。明治7年に創業し、大正6年には日本一の年商を誇った総合商社です。

神戸市中央区の神戸ポートオアシスで4月20日から始まった、鈴木商店を題材にした舞台「彼(か)の男 十字路に身を置かんとす」。

大番頭金子直吉と社員たちが、世界を駆け巡って次々と新しい事業を起こし、鈴木商店が日本一の総合商社に上りつめる様子が描かれています。

鈴木商店は、昭和2年に金融恐慌によって経営破綻。幻の総合商社となりましたが、ゆかりの企業は、神戸製鋼や双日、帝人など80社に上ります。

新型コロナの影響で3年延期されていたこの舞台は、4月20日から23日までの4日間、神戸ポートオアシスで見ることができます。

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