2023年04月20日(木曜日) 13:55 地域・まち文化・スポーツ

【兵庫リレーカーニバル】プロ転向の田中希実が出場、23日に5時間中継

田中希実/昨年の兵庫リレーカーニバル

■注目の女子1500m

小学生からトップランナーまでが一堂に会して走りを競う「第71回兵庫リレーカーニバル」が4月22、23の両日、神戸・ユニバー記念競技場で行われる。グランプリ種目(男子5、女子7)へは計135選手がエントリーした。

このうち女子1500m(23日)には、4月にプロ転向を表明したばかりの田中希実(ニューバランス所属、西脇工出身)が出場する。

田中は東京五輪で女子1500mの日本記録(3分59秒19)を樹立。
昨年の兵庫リレーカーニバルでは1500mと1万mに出場し、異例の1日2種目に挑戦した。

今回のレースには田中のほか、東京五輪1500m代表の卜部蘭(積水化学)、田中と西脇工時代の同輩で4月8日のレースで田中を破った後藤夢(ユニクロ)らが出場し、好レースが期待される。

男子1500m(23日)も日本記録(3分35秒42)を持つ河村一輝(トーエネック)が出場。
東京五輪5000m代表の坂東悠汰(富士通所属、津名高出身)、高橋佑輔(北大大学院、兵庫高出身)ら兵庫出身選手が参戦する。

男子2000m障害(23日)には、東京五輪3000m障害代表の青木涼真(ホンダ)が出場する。

このほか女子走り幅跳び(23日)は、室内の日本記録(6m64)を持つ秦澄美鈴(はた・すみれ、シバタ工業所属、武庫川女子大出身)や、高校時に日本選手権2連覇を果たした高良彩花(こうら・あやか、JAL所属、園田高出身)が出場する。

昨年の大会

■男女1万mは夜間へ

これまで大会ラストのメインレースとして行われてきた男女1万mのグランプリ2種目が、より好タイムが期待されるとして夜間に移動された。1日目(22日)の18時50分(女子)、19時35分(男子)のスタートとなる。

男子1万mには細谷恭平(黒崎播磨)ら、パリ五輪マラソン代表選考レース「MGC」への出場権を持つ実力者がエントリーした。

グランプリレースの日程

一方、両日とも小中高の個人レースやリレー種目も多数行われ(22日は予選、23日は準決勝・決勝)、小学生種目ではクラブチームも参加する。

■白熱のレースを生中継

サンテレビでは23日の正午から午後5時10分まで、女子1500mなど兵庫リレーカーニバルの各種目を生中継する。

解説は、3000m障害で日本選手権を2度制覇した篠藤淳さん(山陽特殊製鋼 陸上部コーチ)ら。

またユーチューブのサンテレビ公式チャンネルでは22、23の両日、大会を生配信する。
22日は男女1万mなど全トラック種目を配信。
23日は、放送が始まる正午まではトラックとフィールド種目、中継開始後はフィールド種目を中心に配信する。
(浮田信明)

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