日本の「カワイイ」文化の生みの親と称されるマルチクリエイター、内藤ルネさんの作品を集めた特別展が神戸ファッション美術館で開かれています。
色とりどりの花をバックに微笑む女の子。その瞳はパッチリと大きく、輝いています。
神戸市東灘区の神戸ファッション美術館では1950年代からイラストレーターとして活躍し、自由な発想で活動の幅を広げたマルチクリエイター、内藤ルネさんのデビュー70周年を記念した特別展「Roots of Kawaii」が開かれています。
特別展では、大きな瞳や長い手足、鮮やかなファッションで少女たちの憧れとなった「ルネガール」作品や、昭和に大流行したファンシーグッズなど過去最大規模の570点を展示。
生涯活動を続けた内藤ルネさんの軌跡を辿りながら、今や世界に広がる日本の「カワイイ」文化のルーツを感じることができます。
この特別展は神戸ファッション美術館で6月25日まで開かれています。