【関西サッカーリーグ】ハリマが発進、JFL昇格めざす

FW18松本祐樹/HARIMA提供

JFL、Jリーグへの昇格を目指しているサッカーチーム「Cento Cuore HARIMA（チェント・クオーレ・ハリマ）」（高砂市、関西リーグ1部）が4月10日、リーグ開幕戦で「守山侍2000」（滋賀県）を破り白星発進した。

ハリマは、キャプテンFW松本祐樹とFW平谷成矢（加古川市出身）が挙げた得点を、DF中條直哉らが守り切って完封勝ち。

今季から選手兼任となったMF佐野裕哉監督（41歳元湘南ベルマーレ）が先発出場した。

第2節の「レイジェンド滋賀FC」戦は、開始直後、佐野のコーナーキックに松本が頭で合わせて先制したが、2点を奪われ逆転負けした。

関西リーグ1部は8チームが総当たり2戦ずつ、計14試合を戦う。

MF22伏木一紘/HARIMA提供

今季ハリマには16人が新加入し、前身「バンディオンセ加古川」が優勝した2018年以来の頂点をめざす。

ハリマは、JFL（日本フットボールリーグ）に昇格し、さらにJ1ヴィッセル神戸に続く兵庫県2チーム目のJリーグ参入をめざしている。

現在、ハリマはJFLの１つ下のカテゴリーである地域リーグ（関西リーグ1部）に所属しているが、ここからJFLに昇格するには、

①関西リーグ1部で優勝する
②全国社会人サッカー選手権（32チーム）で上位3チームに入る

のいずれかを経て、全国地域サッカーチャンピオンズリーグ（12チーム）に出場し、そこで2位以内に入ることが条件。

ハリマは昨季、関西リーグは3位にとどまり、全国社会人サッカー選手権も2回戦で敗退し、昇格を逃した。
今季も大目標へ向けて走り続ける！
（浮田信明）

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