特殊詐欺現場に捜査員が出くわす 16歳の少年・少女を窃盗未遂で逮捕

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高齢女性からキャッシュカードをだまし取ろうとしたとして、兵庫県警特殊詐欺特別捜査隊と長田署は17日、いずれも16歳の少年と少女を逮捕しました。

窃盗未遂の疑いで現行犯逮捕されたのは、神戸市垂水区に住む16歳の無職の少年と少女です。

警察によりますと、少年は17日昼過ぎ、別の人物と共謀し、神戸市長田区に住む82歳の女性からキャッシュカード1枚をだまし取ろうとした疑いが持たれています。

長田署管内ではこの日昼過ぎまでに特殊詐欺に関する通報が6件あり、そのうちの1件を調べるため、捜査員が集合住宅を訪れたところ、女性宅の玄関前で言い合いになっている少年を発見。

不審に思い事情を聞いたところ、少年が「カードを取ろうとしました」と話したため、現行犯逮捕したということです。
また、防犯カメラには、少年が別の女性と集合住宅にやって来る姿が写っていて、警察が管内を捜索したところ、約2間後に女性を発見。

窃盗未遂の疑いで、神戸市垂水区に住む16歳の少女を逮捕しました。警察の調べに対し2人は、「間違いありません」と容疑を認めているということです。

警察は、2人が特殊詐欺の「受け子」役だったとみて詳しく調べています。

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