小学6年生と中学3年生を対象にした全国学力テストが18日、一斉に行われ、神戸市内ではおよそ2万3500人が試験に臨みました。
「全国学力テスト」は、文部科学省が児童や生徒の学力を把握し、授業や教育指導の改善を図るために実施しているもので、全国の小学6年生と中学3年生およそ205万人が参加します。このうち神戸市内では、公立の小・中学校合わせて249校、2万3500人余りが対象です。
今回は国語と算数・数学に加えて、中学校では4年ぶりに英語を実施。「読む・聞く・書く・話す」の4つの項目があり、そのうち、「話す」では、パソコンに録音する形式で行われ、学習指導要領が目指す「主体的・対話的で深い学び」に基づいた出題となっています。
結果は7月末ごろに発表され、今後の教育に役立てられるということです。