岸田首相が選挙の応援演説のために訪れた和歌山市で爆発物が投げ込まれた事件で、警察は4月17日、威力業務妨害の疑いで逮捕した男を送検しました。
威力業務妨害の疑いで送検されたのは兵庫県川西市の無職の24歳の男です。
この事件は4月15日、衆議院の補欠選挙のため岸田首相が演説する予定だった和歌山市の漁港で爆発物が投げ込まれたもので、警察は男を現行犯で逮捕していました。
警察は4月16日未明からおよそ8時間にわたって川西市にある男の自宅を家宅捜索し、金属製とみられるパイプや工具類、それに火薬の可能性がある粉末を押収しました。
警察は男がこれらを使って爆発物を作った疑いもあるとみて捜査するとともに、動機の解明を目指す方針です。