兵庫県養父市に春の訪れを告げる「お走りまつり」が4年ぶりに開かれ、威勢のいい掛け声が町に響きました。
兵庫県養父市の「お走りまつり」は、春を告げる祭りとしておよそ1800年前から続く伝統行事で、みこしを担いで養父神社から斎神社までを練り歩きます。
新型コロナの影響で4年ぶりとなった2023年は、2日間の日程を1日に短縮して行われましたが、大屋川をみこしが渡る名物の「川渡御」も披露され、担ぎ手たちは、胸のあたりまで水に漬かりながら、大きな掛け声を上げていました。
(参加した人)
「この祭りで春が始まったという冷たさを感じました」
冷たい川を渡る姿に見物客からは、盛大な拍手が送られていました。