4月、神戸市に開校した9年間の義務教育学校「八多学園」の中学課程で、市内では初めてとなる生徒全員での給食が始まりました。
4月10日、神戸市北区に開校した「八多学園」は、八多小学校と八多中学校が一つになった市内では2校目となる9年間の義務教育学校です。
午後1時前。中学3年生に当たる9年生の生徒が、神戸タータン柄のエプロンと三角巾を身に着け配膳室にやってきました。
神戸市では現在、小学校は給食ですが、中学校は弁当と給食の選択制になっていて、「八多学園」では、小学生と同じ校舎に通うため、神戸市内で初めてとなる全員での給食が14日から始まりました。
初日のメニューは、ウインナーポトフやミンチカツなど6品で、生徒たちは、小学校卒業以来2年ぶりとなる給食の時間を楽しんでいました。
神戸市では、2025年度中に全ての中学校での完全給食を目指しています。