「殺すつもりはなかった」妻の首を切りつけたか 54歳の夫を殺人未遂容疑で逮捕

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3月に兵庫県多可町の住宅で、40代の妻が包丁で切りつけられた殺人未遂事件について、警察は12日、54歳の夫を逮捕しました。

殺人未遂の疑いで逮捕されたのは、多可町に住む会社員で54歳の夫です。

警察によりますと夫は、3月20日午前2時半ごろから2時50分ごろにかけて、自宅で妻(当時42)を包丁で切りつけるなどし、殺害しようとした疑いが持たれています。
妻は首と両手を縫う他、胸を骨折するなど全治2カ月の重傷を負いました。

夫は事件後、包丁を持ったまま逃走していましたが、事件からおよそ7時間半後に自ら警察に通報し、近くの山の中で倒れているところを発見されました。
首には包丁で切った痕があったということで、自殺を図ったとみられています。

警察は、夫の容体が回復するのを待って、12日に逮捕しました。
警察の調べに対し夫は、「殺すつもりはなかった」と容疑を否認しているということです。

夫と妻には夫婦間のトラブルがあったということで、警察は詳しいいきさつなどを調べています。

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