兵庫県内の多くの小学校で7日、始業式が行われ、児童たちが新学年での生活をスタートさせました。
あいにくの雨の中でも元気に登校する子どもたち。加古川市の平荘小学校は、来年度に同じ地区の小中学校2校と統合され小中一貫の義務教育学校となるため、1学期の始業式は131年目の今回で最後となります。
学校現場では4月から児童・教職員ともにマスクの着用を求めないことが基本となりましたが、多くの児童がマスクを着けて始業式に臨みました。
式では、進藤校長が「友達を大切にし健康に気を付けて過ごしてほしい」と、子どもたちに呼びかけました。
始業式の後、子どもたちは新しい教科書を受け取り、新たな学年で始まる学校生活に胸を膨らませていました。
平荘小学校では、今月11日に入学式が行われ、17人の1年生を迎える予定です。
県内の小学校ではこの春、5校が廃止になり、来春には6校の廃止が予定されるなど児童の減少で統合が進んでいるということです。