【Vリーグ】ヴィクトリーナ姫路、“V1残留”懸け入れ替え戦へ

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  • 決意を語るヴィクトリーナ姫路・荒谷栞キャプテン

  • 高橋駿 新監督

■相手はV2で圧勝

バレーボールV1女子のヴィクトリーナ姫路は4月8、9の両日、V1残留を懸けて、V2優勝の「プレステージ・インターナショナルアランマーレ」(本拠地:山形県酒田市)との入れ替え戦に臨む。

姫路は今季、日本代表の宮部藍梨(尼崎市出身)が加わったが、ケガ人が相次いだこともあって勝ち星が伸びず、レギュラーラウンド5勝28敗(勝率.152)で最下位(12位)に終わった。

V1に昇格して以来、12位→10位→11位→12位と毎年下位に低迷し、入れ替え戦への出場は3度目となる。

対戦相手のアランマーレはV2で18勝2敗の好戦績。「全員バレー」を合言葉に、サーブで攻める勝負強いバレーボールを展開してきた。

入れ替え戦は新潟県長岡市で行われ、姫路が2戦とも勝てばV1残留が決まる。

1勝1敗の場合は、姫路のポイント(3-0か3-1で勝つと「3」、3-2で勝つと「2」、2-3で負けると「1」、1-3か0-3で負けると「0」)が、2試合合計でアランマーレより多ければ残留となる。

■V1のプライド

姫路は先週、安保澄(あぼ・きよし)監督が退任し、高橋駿(たかはし・しゅん)コーチ(33)が監督を務めると発表した。

入れ替え戦を指揮する高橋新監督は取材に対し、「考えうる限りの準備を行い、ポジティブに攻めていく。やるしかない」と語った。

荒谷栞(あらたに・しおり)キャプテンは、「相手は勢いを出してくると思うが、私たちはV1のプライドがある。レギュラーシーズンで苦しい展開が多かったが、私たちも強くなった部分がある。最後の試合で勝って終われるように、自分たちの力を出し切りたい」と決意を語った。
苦しんだ1年、笑顔で締めくくれるか。
(浮田信明)

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