神戸市で初の燃料電池バス 運行開始

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兵庫県神戸市では、4月から水素で走る「燃料電池バス」の運行が始まりました。

4月1日から神戸市内で初めて導入された、水素で走る「燃料電池バス」。

車体には神戸の海や空をイメージした青色のラインがあしらわれています。

神戸市は温室効果ガス排出量を実質ゼロにする「カーボンニュートラル」の実現に向け、「水素スマートシティ神戸構想」の取り組みを進めていて、燃料電池バスはその一環で運行を開始。

水素と空気中の酸素の化学反応で発生する電気でモーターを駆動させて走るため、二酸化炭素を排出せず、環境にやさしいつくりになっています。
また、騒音や振動が少なく快適な乗り心地になっているということです。

さらに車いすやベビーカーを利用する人が乗りやすいように車内に広いスペースが設けられている他、災害などによる停電時には車両の後部から電力を供給することができます。

現在市内を走る燃料電池バスは1台のみで、神戸駅前と市民福祉交流センター前を結ぶ7系統と、三宮駅前と新港町を走る2つの路線で運行しています。

7系統に親しみを持ってもらうための取り組みとして、周辺の飲食店などを紹介するルートマップや7をモチーフにしたロゴマークも新たに作られ、沿道や地域の活性化にも期待が高まります。

燃料電池バス(水素バス)の運行開始を記念してオリジナルのミニカートミカも抽選販売されます。

4月5日午後2時から「沿線NAVI」のホームページで申し込みの受け付けが始まります。
税込価格、一つ1200円ということです。
また、まちなかで水素バスを見つけて写真を撮り、ハッシュタグ「#水素バス神戸」をつけてインスタグラムに投稿すると、抽選でオリジナルトミカや一日乗車券などの商品が当たるキャンペーンも実施されています。

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