【Vリーグ】ヴィクトリーナ姫路、最下位で入れ替え戦へ 「力を出し切る」

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試合前、円陣を組むヴィクトリーナ姫路/(c)V.LEAGUE

■V1リーグ女子
姫路1-3日立Astemo/3月26日
(25-20、20-25、23-25、23-25)

表:「V1女子 レギュラーラウンド最終結果」

■4チームがファイナルへ

V1女子のレギュラーラウンド最終戦が3月26日おこなわれ、順位が確定した。
首位・東レ、2位・埼玉上尾、3位・久光、4位・NECの4チームは、シーズン優勝を懸けて4月8、9両日のファイナルに臨む。

ヴィクトリーナ姫路は12位でシーズンを終え、11位の岡山と共に、V2との入れ替え戦(ファイナルと同日)に出場する。

29宮部藍梨

■観客沸かせたが

姫路は前戦まで7連敗。しかも0-3のストレート負けが6試合続いていたが、最終戦はホームで意地を見せた。

第1セット、15-17から宮部藍梨とセッター櫻井美樹の4連続ブロックなどで日立Astemoから連続7点を奪い、7試合ぶりにセットを取った。

しかし第2セットを奪われ、第3、第4セットも終盤で押し切られて8連敗でレギュラーシーズンを終えた。

宮部は21得点。内定選手の野津亜珠佳(龍野高-筑波大)が第4セットに先発するなど計5得点した。

試合後、野津は「小学生の時、この体育館(ヴィクトリーナ・ウインク体育館)で練習した。きょうはブロックを怖がらずに思い切ってスパイクを打った」と試合を振り返った。

28野津亜珠佳

■入れ替え戦へ

V1女子 レギュラーラウンド最終結果

入れ替え戦で姫路は、V2優勝した「プレステージ・インターナショナルアランマーレ」と2戦する。

アランマーレは今季18勝2敗と圧倒的な強さを見せ、サーブ効果率はリーグ1位だった。

宮部は姫路のチーム状態について、「勝てないチームとは思っていないが、力を出し切れていない。なぜ戦うのかを再確認して、チームのために自分の力を出し切ることが大事だ」と語った。
(浮田信明)

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