全国各地でサクラの開花宣言が続いていますが、兵庫では23日午前の開花の発表は見送りとなりました。
兵庫のサクラの標本木となるソメイヨシノの木は神戸市灘区の王子動物園の中にあり、この木に5輪以上咲いてるのが確認されれば、神戸地方気象台が開花宣言を出します。
23日は、小雨の降る中、神戸地方気象台の職員が午前10時前に王子動物園を訪れ、つぼみの開き具合を確認しましたが、咲いていたのが3輪ほどだったため、午前の開花宣言は見送りとなりました。
去年の開花宣言は3月25日でしたが、ことしから21年ぶりに標本木が新しい木となり、宣言が早まる可能性もあるということで、神戸地方気象台は午後も観測に訪れ、開花状況を確認するということです。