相生市の市立中学校の男子生徒が3月、自殺していたことがわかりました。
相生市教育委員会はいじめが自殺の原因となった可能性もあるとみて、今後、第三者委員会を設置し、原因を調べる方針です。
相生市教育委員会によりますと、市立中学校に通う男子生徒が3月10日、自殺を図り、その後死亡しました。
生徒が通っていた中学校からは、生徒が亡くなる前にいじめとみられる事案が2件市教委に報告されていましたが、生徒間で解決しているとして重大事案として扱われませんでした。
男子生徒の自殺を受けて学校は3月18日に保護者説明会を開き、全校生徒を対象にアンケートを実施するとともに、教職員に対しても不適切な指導がなかったか聞き取りを始めたということです。
教育委員会は学校でのいじめや教員の指導など学校生活が自殺の原因となった可能性もあるとみて、今後、第三者委員会を設置し、原因を調べることにしています。