■Wリーグ
・姫路74-77三菱電機/3月18日
・姫路66-90三菱電機/3月19日
(レギュラーシーズン終了)
■最後まで得点量産
女子バスケットボールWリーグに初参入した姫路イーグレッツが3月18、19の両日、兵庫県上郡町の町立スポーツセンターで今季最後の試合を行った。
リーグ得点王争いのトップを走っていた姫路のキャプテン・白崎みなみは18日に32得点。19日も22得点を挙げた。
Wリーグは今季レギュラーシーズンの全日程を終了。
白崎のシーズン1試合平均得点は「23.15」となり、2位以下を引き離してリーグ得点王が決まった。
白崎は「率直にとても嬉しい。新規参入でこういうタイトルを取れると思っていなかったので、みんなのおかげで取れた得点王だと思っています。みんなが最後まで信頼して私にボールを託してくれたところが、こういう結果につながったと思うので、もっと確率よくシュートを決め込めるように来シーズンも頑張りたいと思います」と語った。
白崎は身長166㎝と大柄な選手ではないが、チームを率いる伊與田(いよだ)好彦ヘッドコーチは、「得点への嗅覚があり、体の使い方や寄せ方がすごい」と賞賛した。
■笑顔で終われた
姫路イーグレッツの最終成績は4勝22敗と大きく負け越し、全14チームの13位で終わった。
伊與田ヘッドコーチは、「相手に向かう姿勢は見せられた」と語り、今後は選手のウエイトトレーニングなど体づくりの必要性を指摘した。
試合後、白崎は観客に向かい、「新規参入で不安なことばかりだった。大きく負け越したが、みなさんの応援で最後まで笑顔で終われた」と涙を流しながらシーズン終了の挨拶をした。
(浮田信明)