関西の大学院で学ぶ開発途上国からの留学生が日本の文化や神戸の歴史などを学ぶ合宿が、JICA関西で行われています。
この合宿セミナーは、神戸市中央区にあるJICA関西が企画したもので、JICAの事業で日本を訪れている開発途上国からの留学生およそ70人が参加しました。
合宿初日は漫才を通して日本語への理解を深める講座が開かれ、吉本興業所属で日本人とスイス人の夫婦漫才コンビ「フランポネ」が講師を務めました。
そして留学生たちも即席のコンビを結成。「病院」と「美容院」など日本語の言い間違いをテーマにした漫才をそれぞれ披露しました。
また、合宿2日目の16日は人と防災未来センターを見学。阪神淡路大震災を経験した語り部から当時の話を聞いた他、復興の過程を記録した映像や展示を見学し、地震の恐ろしさや防災について学びました。
合宿最終日の17日は、神戸港や六甲山を巡り、震災から28年が経過した神戸の街を視察する予定です。