2月6日に発生したトルコ・シリア大地震の被災地支援を考える緊急会議が9日、神戸で開かれました。
神戸市中央区の人と防災未来センターで開かれたこの緊急会議は、HAT神戸にある防災関連機関などが連携して設立した国際防災・人道支援協議会(DRA)がトルコ・シリア大地震の被災地支援を考えようと主催しました。
2月6日以降の地震でトルコとシリアではこれまでに合わせて5万人以上が亡くなりました。
会議では2月、トルコを訪れたCODE=海外災害援助市民センターの吉椿雅道事務局長が現地の被災状況などを報告。仮設住宅の建設が始まる中、ソフト面を充実させることや、現地の人たちの主体性を尊重した支援が必要などと述べました。
また、JICAの国際緊急援助隊の救助チームとして派遣されたスタッフの活動も報告され、被災地の復旧と復興に向けた意見が交わされていました。