兵庫県の斎藤知事は3月7日、県立こども病院を視察し、病院内でのWi‐Fi整備の需要などを確認しました。
斎藤知事は7日午後、神戸市中央区の県立こども病院を訪れ、受け付け業務などを緩和するため1月に設置された保険証の確認システムを視察した後、病棟へも足を運びました。
県は14ある県立病院(診療所)のうち、一部の病院でWi‐Fi環境を整備していて、2023年度はこども病院を含む7つの県立病院を対象に整備を進めようと、予算案に2億4900万円を計上しています。
こども病院では入院中のオンライン授業や、面会できない家族や友人とのコミュニケーションなどを目的に、ネットの需要が高まっているということです。
斎藤知事「勉強での環境もそうですが、子どもたちが長い間、中(病室)で暮らすためにはゲームや動画などの環境も充実していかないと、本人にとってもリラックスできる場が必要」
県は今後、全ての県立病院にWi‐Fi環境を順次整備する方針です。