阪神タイガースは3月6日、京セラドーム大阪でWBC日本代表と強化試合を行い、1対8で敗れた。
阪神の先発は才木浩人。
3回表、1点を失いさらにピンチでエンゼルス大谷翔平を迎えた。
第1打席は伸びのある直球で空振り三振に打ち取っていた。
しかし第2打席はタイミングを崩したフォークをスタンドまで運ばれる3ランを浴びた。
才木投手のコメント
「全体的にストレートも変化球もいい感触で投げることができました。(大谷選手との対戦を振り返ってみて?)真っ直ぐでしっかりファールを取っていい形で追い込んだ後に片手であそこまで打ち返されてしまったので。(投球は思った通り?)思った通りいいところにフォークを投げることができた。その初見のフォークを完璧に打たれてしまったのでとても悔しいです。日本を代表するレベルの打者と対峙できたことは凄くいい経験ですし、このレベルの打者をしっかり抑えることができるように成長していきたいです。 」
大谷は5回表に富田蓮からも3ラン。
一人で6打点とメジャーのトップ選手の豪打を見せつけた。
阪神は3回裏に近本光司がソロHRで、この試合で唯一の得点を挙げた。
近本選手のコメント
「打ったのはストレート。大谷選手であったりヌートバー選手であったり、素晴らしいバッティングをセンターから見せてもらいましたし、盛り上がった球場の雰囲気に僕自身の気持ちもすごく高まっていた中で、良いスイングができたと思います。」
また6回から登板した西純矢は、4イニングで被安打2、無四球、無失点、7奪三振の好投。
日本代表を相手に圧倒する投球だった。
阪神から日本代表に選ばれている湯浅克己は8回から登板。
1イニングで被安打0、無四球、無失点、1奪三振。
6回に代走で出場した同じく日本代表の中野拓夢。
ショートの守備では難しいバウンドをさばく場面も。
打席は1三振だった。
7日は12時から阪神が韓国代表と、19時から日本代表がオリックスと強化試合。
いずれも京セラドーム大阪。