淡路市の景勝地「絵島」の1日限定特別上陸

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立ち入りが禁止されている淡路市の景勝地「絵島」で1日限定の「特別上陸イベント」が行われました。

淡路市岩屋にある景勝地・絵島。周囲およそ200メートル、標高13メートルの小さな島です。古くから和歌の舞台や月の名所として親しまれていて去年、「県指定文化財の名勝」にも選ばれました。

3月1日、名勝指定から1年を迎えたことを記念し、1日限定で上陸イベントが開催されました。

絵島は橋が架けられていますが、島全体の風化が進んでいて2018年から立ち入りが禁止されています。この日は、地元の住民らが島を散策しました。

絵島は砂岩でできた岩礁で、3500万年前に堆積した岩屋層と呼ばれる地層からなり、緋色の模様が特徴です。

岩肌がマーブル状になっていて自然の造形美を楽しむことができます。また、頂上には鳥居などを祀ったお社もあります。

イベントでは、市の職員が島の成り立ちや歴史などを解説し、参加した住民たちはかつて日常的に上陸できた絵島の記憶を思い出していました。

景勝地であるとともに、人によっては思い出の地でもある絵島。次の上陸の機会は未定ですが、市は今後も上陸するイベントを企画していきたいとしています。

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