トルコ・シリア大地震から1カ月 神戸の小学生が被災地の現状を学ぶ

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トルコ・シリア大地震からきょうで1カ月です。神戸からトルコに支援に入った男性が6日、神戸市内の小学校で講演しました。

神戸市北区の藍那小学校で講演を行ったのは、神戸市兵庫区に拠点を置くNPO法人・CODE海外災害援助市民センターの吉椿雅道事務局長です。

吉椿さんは、2月6日にトルコとシリアを襲った大地震で、2月11日から18日までトルコ国内の4カ所の被災地を訪問。防寒具の提供や今後の支援に向けた聞き取りを行いました。

吉椿さんは、全校児童およそ40人に写真を見せて5万人以上が亡くなった地震の現状を伝えました。

1890年に台風で遭難したトルコ人を和歌山の人たちが助けた一方で、その95年後には、戦争でイランに取り残された日本人をトルコが飛行機で救出した過去があり、日本とトルコはこれまで助け合ってきました。

児童たちは、被災者に向けたメッセージを吉椿さんに託しました。

CODEは3月20日から再びトルコに向かい、児童たちが書いたメッセージを現地の人たちに見せる予定です。

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