兵庫県にある神戸大学は、学生にアカデミックハラスメントをしたとして男性准教授2人を、それぞれ停職4カ月とけん責の懲戒処分にしたと発表しました。
神戸大学によりますと、停職4カ月の懲戒処分を受けたのは、50代の男性准教授です。
准教授は、2021年夏ごろから博士課程への進学を希望する女子学生に指導を放棄するような言動を繰り返しました。
女子学生は研究室を移り、研究分野の変更を余儀なくされたということです。
また、けん責の懲戒処分を受けた60代の男性准教授は2020年から2021年の間に男子学生2人に暴言を吐き、学生1人は適応障害、もう1人はうつ状態となりました。
神戸大学は「このような事案を踏まえアカハラ防止対策に万全を期したい」としています。