神戸マラソンが2022年、第10回を迎えたことを受けて、今後のあり方について話し合う検討委員会が神戸で開かれました。
この委員会は、2022年11月、神戸マラソンが節目の第10回を迎えたことを受けて、これまでの開催状況を確認するとともに今後のあり方について検討しようと開かれました。
第1回となった、3月3日の委員会には、委員長を務める神戸大学の山口名誉教授のほか行政や民間企業などから12人の委員が出席し、事務局側から、神戸マラソンが世界陸連のラベルを取得したことや経済効果が80億円を超えたことなどが報告されました。
一方、委員からは、「阪神淡路大震災の復興と支援に感謝する大会理念に基づき、全ランナーの参加費の一部を災害被災地への支援金に回すシステムが必要ではないか」などといった意見が出されました。
委員会は会合を重ね12月をめどに提言をとりまとめる方針です。