■お城を目指す42.195km
姫路城を舞台に市民らが健脚を競う「世界遺産姫路城マラソン2023」が2月26日の日曜日に開催される。
男女7700人が参加するフルマラソンは、午前9時に姫路城南側の大手前通りをスタートし、夢前川の東岸を北上。
夢前町塩田で折り返して西岸を南進したあと、川沿いのサイクリングロードなどを経て、姫路城へ。
市之橋からお堀端を東進。大手門をくぐり、三の丸広場のフィニッシュ地点に飛び込む。
このほか、親子や小中学生らが走るファンラン4種目(1km~5km)も行われる。
姫路城マラソンは「平成の大修理」完成を記念して2015年から始まり、毎年2月に行われてきたが、2020年はコロナ禍で大会4日前に中止。21年、22年も開催されず、4年ぶりの開催となる。
ことしは姫路城が世界遺産に登録されて30年の節目。熱いレースを期待したい。
■最終ランナーまで中継
サンテレビでは26日午前11時から姫路城マラソンのフィニッシュを中心に生中継する。
レースの解説は山陽特殊製鋼陸上部コーチの篠藤淳さん(しのとう・じゅん、飾磨工-中央学院大-山陽特殊製鋼)。
日本を代表する3000m障害の選手で、前回2019年の姫路城マラソンでは2時間21分22秒の記録で初優勝した。
最終ランナーのフィニッシュは午後3時。
中継では、最終関門の様子や完走ランナーのインタビューなど、午後3時30分まで伝える。
(浮田信明)